MTGアリーナに新フォーマットのタイムレスが実装されました。
内容を簡潔に言うと、アリーナに実装されてる全てのカードが使用可能です。
また、アルケミーの調整によって影響を受けたカードも本来の性能に戻っています。
モダンやレガシーやヴィンテージで猛威を奮っているカードが使える魔境のような環境です。
「王冠泥棒、オーコ「敏捷なこそ泥、ラガバン」「死儀礼のシャーマン」
なんか目眩がしてきたな・・・
ヒストリックとの違い
ヒストリックとの大きな違いは
1・ヒストリックで禁止されているカードも使用可能
(ただし、一部のカードは1枚制限を設けてる)
2・ゲーム内で再調整されたカードが本来の性能に戻ってる
(アルケミーなどで実装されたアリーナ専用カードは再調整されたまま)
3・タルキール覇王譚で実装されたフェッチランドが使える
①についてはヒストリックで禁止になっているカード。
「渦まく知識」「王冠泥棒、オーコ「自然の怒りのタイタン、ウーロ」など
それらのカードが使用可能になります。
ただし、一部カードについては1枚制限を設けています。
「チャネル」「悪魔の教示者」「ティボルトの計略」
今の所は完全禁止という方向ではなく1枚制限という形を取るみたいです。
制限カードについてはこれからも増えていくと予想できますが、制限された際の補填については
4枚そのカードを所持していた場合は3枚がワイルドカードとして補填されるようです。
②についてはゲーム内で再調整されたカードが本来の性能に戻ります。
「創造の座、オムナス」「オークの弓使い」など
ただし、アルケミーなどで登場したアリーナ専用カードについては再調整されたままです。
③については下で詳しく解説していきます。
③タルキール覇王譚で実装されたフェッチランドが使える
MTGアリーナから始めた人はフェッチランドて何だ?と思う人がいるでしょう。
フェッチランドとは生贄に捧げることでライブラリーから特定の土地カードを戦場に出す、土地カードのことを言います。
これの何が凄いのか?という話しですが、例として上記の画像のカードで説明すると
溢れかえる岸辺は生贄に捧げることで「平地、島のタイプを持った土地カード」をライブラリーから戦場に出すことができます。
これで何の土地カードを持ってこれるのかと言うと、基本土地の「島」や「平地」だけでなく
「神聖なる泉」「神無き祭殿」「蒸気孔」「湿った墓」「聖なる鋳造所」など
「ラフィーンの塔」「ザンダーの皇室」「ジェトミアの庭」「スパーラの本部」など
土地タイプに「島」「平地」が入った土地カード全般を持ってくることができます。
色事故率は極端に下がり、安定性が極端に跳ね上がります。
タイムレスにおいてもっとも影響力のあるカードがフェッチランドなわけです。
タイムレスはオススメなフォーマットなのか?
タイムレスはプレイするのにオススメなフォーマットなのか?
正直に言うとオススメではありません。
あなたがタイムレスでまともな多色デッキを組みたいと考えた時、土地だけでレアワイルドカードが20枚くらい消えて、それ以外のカードにさらに20~30枚くらいレアワイルドカードを使うことになるでしょう。
僕のように初期からMTGアリーナをプレイしてるなら、タイムレスでも使える強いカードをいくらか所持してると思います。
そうでないプレイヤーはほとんどのカードにワイルドカードを使うことになると思います。
僕個人としても気に入らない部分があります、もともとレアでは無い
「対抗呪文」「稲妻」「渦まく知識」などのカードをアリーナではレアとして扱ってる所です。
これらは紙のカードではレアではありません。
非常に強力なカードでこれが使える色なら大半のデッキに入ることになります。
無課金で始めた方、少ない資金で遊んでる方にはあまりオススメできるフォーマットではないということです。
タイムレスが実装された理由
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037453/
タイムレスは、MTGアリーナで最も強力なカードの居場所として作成しました。
(公式から引用)
全てのフォーマットで禁止にされてしまったカードの使い道を作るために実装されたのがタイムレスということです。禁止解除ヒストリックに近い状態になりますが、一部のカードは制限が付きます。
似たようなフォーマットのヒストリックはどうなるのか?という話しですが、こちらに関しては強すぎるカードを禁止にしてバランスを取っているので、タイムレスが実装されても特に問題無いと思います。
僕も何度かタイムレスで遊んでみましたが、やはりオーコやラガバンは本当に強いと感じましたし、フェッチランドも土地の安定性が半端なく上がります。
タイムレスはまさに魔境と呼ぶにふさわしい環境になります。
コメント