
イクサラン:失われし洞窟で出た新カードを採用したシミックアグロデッキです。
こちらはX(ツイッター)で海外のストリーマーが使用して連勝していたデッキになります。
パーツが一通りあったので作成して対戦したところ強かったので紹介させていただきます。
クリーチャー(24) 4 堅いクッキー 4 ジンジャーブルート 4 遠眼鏡のセイレーン 4 名もなき都市の歩哨 2 高波エンジン 4 生歯の子ワーム 2 水流の指揮者、ニカンチル インスタント/ソーサリー(4) 4 攪乱プロトコル アーティファクト(6) 4 地底のスクーナー船 2 アガサの魂の大釜 | エンチャント(4) 4 生命ある象形 土地(22) 5 森 4 島 3 ヤヴィマヤの沿岸 3 夢根の滝 2 ミレックス 1 耐え抜くもの、母聖樹 1 天上都市、大田原 3 眠らずの蔓茎 | サイドボード 2 呪文貫き 2 軽蔑的な一撃 3 機能不全ダニ 3 証人保護 3 王のもてなし 2 レンと次元壊し |
イクサラン:失われし洞窟で登場した強力なカード


1ターン目に出せるクリーチャーとして遠眼鏡のセイレーンは破格の性能を持ってます。
さすがに探検ではなく地図トークンという形になってますがこのデッキでは生歯の子ワームとシナジーを形成します。
生歯の子ワーム
アーティファクトが場に出ると+1/+1カウンターが乗る(1ターンに1回効果のみ)
地底のスクーナー船はパっと見た感じではどの辺が強いのか分かりにくいですが、実際に使ってみるとその強さを実感できるカードです。
搭乗1であることで序盤に出てこれなかった1/1クリーチャーも腐りにくい。
探検は手札の質を高めてくれるだけでなく、クリーチャーの強化にもなります。
除去の喉首狙い、切り崩し、軍備放棄、骨化が効かないという点も素晴らしいです。
このデッキのメカニズム


このデッキにおいて重要なのは
アガサの魂の大釜、ジンジャーブルート、高波エンジンです。
アガサの魂の大釜は墓地のクリーチャーカードを追放することでクリーチャーに+1/+1カウンターを乗せることができます。
この効果も重要ですが、もっとも重要なのは+1/+1カウンターが乗ったクリーチャーに大釜で追放したクリーチャーカードの起動型能力を持たせることができることです。
つまり、墓地にあるジンジャーブルートや高波エンジンを追放すればブロックされない起動型能力を持たせることができるという点です。
このデッキに+1/+1カウンターを乗せられる効果を持ったクリーチャーが多いのはそのためでもあります。
ただ、このデッキの面白い所は普通にプレイしてるだけでもクリーチャーのサイズがどんどん上がって普通に殴り勝てるという展開もあることです。
殴り勝つ展開をサポートするカード


堅いクッキーや生命ある象形はアーティファクトをクリーチャー化させることができます。
堅いクッキーのほうはそこまで使いませんが、生命ある象形は5/4と発見3のおまけ付きなので適当に殴りに行くにはうってつけです。
パワー5なのでブロックされたとしても相打ちの可能性が高く、発見3で何らかのアドバンテージを得られます。
もちろんブロッカーとしても残しておいても良いです。
クリーチャー対策について
このデッキにはメインに除去カードがほとんどありません。
あるのは撹乱プロトコルですが除去というか打ち消しです。
サイドボードにクリーチャーを1/1にして全ての能力を失わせる証人保護があるくらいです。
BO1なら撹乱プロトコルではなく証人保護4枚にしても良さそうです。
とにかく殴り勝つというコンセプトで作られてると思います。
もともと色的に除去が得意じゃないカラーなので割り切ってる所はあるでしょう。
もう一つ気になるのは現環境に魂の洞窟があることぐらいですか。
個人的に採用したいカードはこれ

ティシャーナの潮縛りです。
このデッキではないですが、初めて使われた時になんだこれ?と思う能力でした。
魂の洞窟でクリーチャー呪文を打ち消せないなら効果自体を打ち消せば良いというカードです。
だいたい強いカードは能力が強いのであってパワーとタフネスは二の次だったりします。
アトラクサも効果が使えなければただの7/7クリーチャーですよ。
正直このカードは今の環境に合致してる一枚だと思います。
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