FHDモニター(21~24インチ)というと、かつては大きいモニターの部類でしたが、4Kモニター(30インチ以上)の台頭によってもはや小さい部類のモニターになってしまった感がある。
でも、4kを表示できるモニターは30インチ以上のビッグサイズだったり、安いものだとリフレッシュレートが60hzしか対応してないのがほとんどです。
僕としては高リフレッシュレートで目が肥えてしまったので、いまさら60Hzとか無理です。
それで、僕が今使用しているモニターは27インチでWQHD(2560×1440)と価格もサイズもちょうど良いものを使用してます。
100Hz以上を出せるゲーミングモニターも3万以下で購入できたりと、昔ではありえないほど安くなったと実感します。
21.5インチと27インチのモニターサイズの比較
少し古いモニターになりますが、21.5インチFHDモニターと27インチWQHDモニターの実物サイズの比較写真です。21.5インチモニターというと、5年程前なら標準的なサイズでした。
フルHD(1920×1080)は今でも普通に使われてますが、この解像度だと現在は23.8インチが主流みたいです。
次にWQHD(2560×1440)との映像比較をします。
フルHDとWQHDでは表示できる映像にどれだけ差があるかです。
上の写真は21.5インチモニターのフルHDで画面いっぱいまでブラウザを拡大したものです。
これを27インチのWQHDモニターにそのまま移動させると以下のようになります。
これだけのスペースが空くんです。
もしこれが4kモニターだったら、さらにスペースが空くことになりますね。
インチ数と解像度について
僕が今現在、使用してるモニターは27インチのWQHD(2560×1440)ですが、27インチだからと言って全てのモニターがWQHD対応というわけではありません。
27インチなのにフルHDのモニターも存在します。
この場合どうなるかというと、画面が拡大されたような表示になります。
ちょっと分かりづらいですが下のデスクトップの比較画像を参照してください。
27インチでフルHDのデスクトップ↓
27インチでWQHDのデスクトップ
どちらも同じ27インチですが、表示にこれだけの違いがあります。
これはモニターによって表示できる解像度が決まってます。
27インチでWQHD対応のモニターはフルHD(1920×1080)に解像度を落とすことができますが、27インチでフルHD対応のモニターはWQHDにすることはできません。
NVIDIAのビデオカードに搭載されてるカスタム解像度を使えば、擬似的にWQHDで表示させることは可能ですが、画質がかなり粗くなるのでオススメできません。
インチ数と解像度のバランスについて
27インチでフルHDはアイコンや文字が大きくなってバランスが悪いように思えます。
これは人によってメリットがあって逆に見やすいという人もいます。
そしてこれの逆バージョン、小さいインチ数で高い解像度を表示できるモニターがあります。
例えば23インチのモニターでWQHD対応のモニターでは、表示範囲は増えるもののアイコンや文字が小さくなって見づらくなります。
基本的にバランスの良さを考えた場合は以下のようになります。
22~24インチ→フルHD(1920×1080)
27インチ→WQHD(2560×1440)
30インチ→4k(3840×2160)
モニターサイズによるゲーム内の視野の広がり
ゲームによっては解像度が上がると見える範囲が広がるものがあります。
例えば、前まで良くやってたFF14なんかはワイドモニターになると横の視野が広がります。
ただ勘違いしてはいけないのは、モニターが大きくなったから視野が広がるというわけではなく、モニターのアスペクト比によって視野の広がりが変わるということです。
僕の使用しているモニターは2560×1440 アスペクト比16:9となってます。
これを4Kモニターの3840×2160にしてもアスペクト比16:9と同じになります。
この場合は、視野が広がらず画面が拡大されるだけになります。
これを超横長のウルトラワイドモニター2560×1080や3440×1440にした場合、アスペクト比が21:9となるため横の視野が16:9よりも広がります。
以下は参考画像
↓2560×1440 16:9をフルスクリーンにした場合
↓ゲーム解像度を2560x1080(←この部分を変更)にしてウィンドウモードにした場合
上と下の画像を比べた時、下の画像は横にあるベンチのさらに横のほうまで表示されてるのが分かります。これによって画面から得られる情報量が増えるというわけです。
特に端っこのほうから何か攻撃やギミックが来る場合など。
視野の範囲はモニターサイズではなく、そのアスペクト比によって決まります。
FF14ガチ勢は3440×1440のウルトラワイドモニターを使用してる多いみたいです。
上下の空きを気にしないのであれば4Kモニターでもゲーム自体の解像度をウィンドウモードにして3440×1440にすればウルトラワイドモニターと同じ表示にさせることができます。
自分が現在使用しているモニター
2024年現在、使用しているモニターは以下のようになってます。
Pixio PX278
Pixioてどこのメーカー?て感じですが公式の説明では
「Pixioは2016年、カリフォルニア州にあるトーランスという街に住むコアゲーマーによって設立されたブランドです」と書かれてます。
リフレッシュレート144Hzのゲーミングモニターで発色も悪くない感じがします。
こちらはメインモニターで使用してます。
Acer AOPEN 27KG3UEbmiipx
サブモニターとして使用してるエイサーのモニターです。
27インチでWQHD対応、リフレッシュレート100Hzでありながら2万円前半となかなかの高コスパのモニターだと思います。
FPSなどのゲームをやる人にはリフレッシュレート100Hzはちょっと中途半端な気もしますが、サブモニターとして使用するなら全然OKでしょう。
27インチモニター2台とデスクのスペース取ってしまいますが、解像度が高くなったことでパソコンで何か作業するには快適です。
モニターを1台しか使ってなくてあまりデスクのスペース取れないという人でも、23インチのモニターを2台にするだけで快適になるので僕個人としてもオススメします。
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