M.2SSDが熱すぎる!!ヒートシンクを追加することで期待以上の効果

先日搭載したM.2SSD、熱くなりやすいと聞いてましたがまさかあんなに熱くなるとは思ってませんでした。今回はアイネックスのヒートシンクHM-23を購入したのでヒートシンクの有り無しの温度について調べて見ることにしました。

M.2SSDのヒートシンク取り付け

M.2用ヒートシンク

付属品は熱伝導両面テープとなってます。これをヒートシンクに付けてM.2と接着することになるんですが、M.2にシールが付いてる場合はその上から接着させることになります。M.2に付いてるシールなんですが、これを剥がすと保証対象外になるので注意してください。
(剥がしても1~2℃程度しか温度は下がらないようです)

ただ、僕が思うのはシールの上からこのヒートシンクを接着したら剥がした時にシール毎持ってかれるような気がするんですけど細かいことは気にしないことにします。

M.2用ヒートシンク

さて、このヒートシンクなんですが結構高さがあります。長さと幅はどうでも良いんですが高さ3cmなので、もしCPUクーラーがM.2と位置が被っていた場合は物によって干渉してしまうので取り付けは不可能となります。そのためM.2ヒートシンクを購入する場合はCPUクーラーの位置とサイズに気をつける必要があります。

僕の使ってるCPUクーラーはDeepCoolのAK400なんですが、若干位置が怪しかったのでCPUクーラーを上向きに変更しました。もしかしたら大丈夫だったかもしれませんが。

ヒートシンク取り付け前と後での温度を計測

まずはPCを起動してから10分程放置した状態の温度です。
この時の室温は22℃。温度はHwmonitorを使用して計測しています。
補足として、PCのエアフロー状況によって温度が前後すると思うので全ての人がこのような結果になるとは限りません。

ヒートシンク無しでは52℃、有りでは42℃と10℃も低下しました。

次にゲームプレイ時の温度を計測。
アーマードコア6、ファイナルファンタジー14、ブループロトコルをプレイした際にどれほど温度が上がるのかを計測しています。なお、どのゲームをプレイしても同じ温度だったのでタイトル毎に分けてはいません。

こちらも10℃ほど差がありました。計測した日はなかなか寒かったのでこのくらいの温度ですが、夏場ならもう少し温度は上がりそうです。ゲームプレイ時の読み込みはそこまで負荷は無いと考えてますのでこんなもんかなぁという感じです。

次にCrystalDiskMark8_0_4cで負荷をかけた時の温度を計測。

ヒートシンク無しだとなんと80℃。MP33 PRO M.2 PCIe SSDの動作温度が公式だと0℃~70℃と書かれているんですが余裕で超えちゃってます。あきらかに故障の原因になりますね。
対して、ヒートシンクを追加した場合は57℃と大幅に温度が改善されています。大きめのヒートシンクを使用してるというのもありますが期待以上の効果です。

M.2SSDを使用する場合はヒートシンクの取り付けをオススメする

僕が購入したMP33 PRO M.2 PCIe SSDはPCIe3.0でこの温度です。これより性能の高いPCIe4.0のM.2だともっと温度が高くなるようですがどっちにしてもヒートシンクの取り付けは必須のような気がします。グレードの高いM.2なら最初からヒートシンクが搭載された物もあります。

今回はM.2SSDが思った以上に価格が下がっていたので購入しましたが、搭載する際には温度のことも気をつけなければならないです。

自分が購入したHM-23ほど大きいものは必要無いかもしれませんがヒートシンクは大きれば大きいほどいいのだ。

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