【AC6】STKの遺稿、教授と2人の助手と少年

ミッション中の機体の残骸から回収することのできる情報ログの一種、STVの画稿ではなくSTKの遺稿について考察していきます。

今回は教授、2人の助手、少年とはあの人物ではないかと、画像のほうに①~④までの番号が振ってありますので順を追って考察していきます。

まず、前提として画稿に登場する人物のだいたいがACパイロットであることを覚えておいてください(今回はちょっと例外)

技研都市の研究者達

アイビスの火以前に描かれたとされるとSTVではなく「STK」という巨匠が残した遺稿のようです。つまり、技研都市に人がいて普通に生活していた頃の時代ということです。

そして、この遺稿に描かれた人物はその技研都市の研究者「ルビコン調査技研」という研究者達のようで、アイビスの火は本作ストーリーの半世紀前の出来事なのでそこから50年以上経ってることになります。

ちなみに調査技研はコーラルを使った後の強化人間に繋がる技術の研究や、C兵器(アイスワームとかシースパイダー)を作った人らでカーラ曰く、狂人の集まりだったそうです。

この遺稿の人物については情報ログの文書データ「ナガイ教授の口述筆記」である程度は理解することが出来ます。

① ナガイ教授

STKメモには教授と書かれています。本作において教授という人物は名前のみの登場ですがナガイ教授だけになります。この遺稿の中では一番年上のような風貌に見えることからナガイ教授ではないかと考えてます。

②や③が教授だと少し若く見えるというのもあります。

② 第1助手

①が教授だとするなら②は助手の1人だと思われます。
ナガイ教授の口述筆記(2)には第1助手と書かれていて、コーラルの研究に取り憑かれているようです。

遺稿の中でも何かを説明しているように見えるのと、STKメモには助手1精神混濁と書かれています。この時すでに研究に取り憑かれていて狂ってしまっているのかもしれません。またはドーザーのようにコーラルドラッグを常用していた可能性も高いでしょう。

③が第1助手の可能性もありますが、③については次に説明することから違うかなという感じです。

③ 第2助手(シンダー・カーラ)

③は助手の1人で上で説明した人物とは別の、見た目的に女性の人物であると思われます。第2助手についてはナガイ教授の口述筆記(3)(5)にて書かれています。

この第2助手なんですが最初に書いてしまいますとシンダー・カーラだと思われます。

いや、半世紀前の絵なのになんでカーラがいるんだよて話しですが、しかもストーリーに出てくるカーラはそれほど歳を取ってそうな声でもなければ、STVの画稿(2)で出てきたカーラだと思わしき人物もそれほど歳を取ってるようではなさそうです。

しかし、STVの画稿(2)のSTVメモには「どこかでみたことあるような気がする」と書かれてます。これこそがSTKの遺稿に出てきた人物③ということです。
どこかで見たことあるということから、ほとんど見た目が変わってないのだと思われます。

なんで歳を取ってるように見えないのか、考えられる理由としてはコーラルの謎技術によるものか、コールドスリープ状態で時が来るまで眠っていたか、カーラ自身が自分を改造した可能性もあるでしょう。

そうする必要があったのはナガイ教授の口述筆記(5)に「変異波形発生の兆候も見られる、観測を続けなければ。頼れるのはもはや第2助手しかいない」と書かれてるように、カーラにはコーラルのその後の観測を続ける必要があったためだと思われます。

それ以外にもナガイ教授の口述筆記(3)では第2助手は「あれは玩具を作るのが得意だったはず」と書かれています。カーラも自分の作ったものを玩具と呼んだりしています。
(なんか凄いタイヤみたいなのもカーラが作ったんじゃ・・・)

「灰かぶりのカーラ」というのはまさに、アイビスの火の生き残りであるという本当にその名の通りなのでしょう。

またナガイ教授の口述筆記(3)から、もしかしたらウォルターとはこの頃から付き合いがあったのかと思われる記述があります。これは次に説明します。

④ 少年(ウォルター)

④はウォルターです。

③の女性に頭を撫でられている④少年がウォルター???て感じに思うかもしれません。
正直これに関してはそんなに確証が持てないのである程度の妄想になります。

もしウォルターがこの時は少年でアイビスの火から生き残り50年以上経っていたとしたら年齢的に60代か70代になっていると思われます。
公式が出している『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』 ストーリートレーラーではウォルターっぽい人物の影が杖をついて歩いてる姿が確認できます。足を悪くしたか、結構な年齢である可能性があります。

ストーリーでのウォルターですが、第2助手(シンダー・カーラ)と同じくコーラルを燃やして完全に消滅させるという使命のため行動しています。そのために621などの強化人間を使ってルビコンで行動を起こしてるわけです。

④少年ウォルターは第1助手の息子でもあるようです。ナガイ教授の口述筆記(3)にてそのことが書かれてます。また、ウォルターの昔話で「ある科学者がいた、家族を捨てコーラルの研究に没頭した男だ」それがウォルターの父である第1助手の可能性があるということです。

そしてもう一つ、その昔話に出てきた「善良な科学者もいた、男の罪を肩代わりし、全てに火を点け…そして満足して死んだ」という人物はおそらくナガイ教授ではないでしょうか。
本当に満足して死んだのかは不明ですがウォルターがそう思いたいのかもしれません。

④少年ウォルターはアイビスの火から逃れるべく教授の友人がいる木星へと送られたようです。おそらくカーラもそうでしょう。その後、木星にてウォルターがたひだひ言っていた友人達と共にオーバーシアーを結成したのだと思われます。

カーラとの関係は少年時代から付き合いがあったからこそ、ストーリーではあれほどの信頼関係があったのでしょう。

以上のことからウォルターが何故ルビコンに固執するのか、そうしなければならない理由、自分の父が犯した罪などが関係しているのだと思われます。

ところで、カーラはあんなに若そうなのにウォルターのほうはしっかりお爺ちゃんですね。

画稿に描かれた人物はあくまで推測でしかない

今回は画稿に描かれた教授と2人の助手と少年とはあの人物ではないかと推測してみました。

推測に関してはすべて自分で考えたものではなく、皆様の推測から当てはめたものもあります。

また、ゲーム内や公式ではこの人物はこの人であるという確定的な情報がないので
あくまで推測ということになります。

今回はアイビスの火を引き起こした、むしろコーラル問題の諸悪の根源?というべき存在のルビコン調査技研についての考察でした。

少年ウォルターと思われる人物はナガイ教授の口述筆記(3)で「寡黙で気丈な鉄のような少年だ」と書かれてました。その下には「少年が笑ってくれると良いが」と書かれてるように、家庭環境の問題で笑わなくなったのか、もとからそういう性格なのかは不明です。

ただ、STKメモには「少年 目の奥に光」と書かれてるように何か強い意志を持った人間であったのかもしれません。

ところで、画稿シリーズには前提としてACパイロットが描かれてることが多かったのですがこれに関しては一応の所はカーラとウォルターはACに乗っていましたが、教授と第2助手はたぶん乗ってなさそうな感じですね。

この画稿はSTVではなくSTKという人物なので例外として見てます。

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