アーマードコア6を170時間プレイした所で感想

僕なんかよりも遥かにプレイしてる人はいると思いますが、後半はほとんど対戦だけしてました。実績は全てのミッションをSランク取得が中途半端になってます。

今作は10年ぶりの新作ということでしたが、僕にとってはPS2以来のアーマードコアになります。
PC版も出してくれたのは非常に嬉しい、PC版が無かったら正直やってなかったです。

売り上げに関してもなんと280万本を超えたということ。
過去作を合計しても280万本には届かないらしいのでアーマードコア6の売り上げがどれだけ凄いか分かります。オールマインドグラフもビックリです。

オールマインドグラフ

ストーリーの面白さ

過去のACシリーズというとストーリーは結構淡々としてたイメージがあります。
PS2までのシリーズしかプレイしてませんが、基本は一般傭兵でミッションを進めていくうちに勝手に物語の確信に迫るというものでした。

今回は一般傭兵どころか初めから強化人間という身体「機能以外は死んでる」というどこのどういう機能が死んでて生きてるのかよく分からない主人公。

例の如く、雑な扱いをされるのかと思いきや意外と優しいというか常識人の多いキャラクター。

個性豊かなキャラクター
圧倒的なイメケン、圧倒的なクズ、圧倒的な狂気とインパクト大。

結局なんだったんだ、という考察が進むような謎の多い人物や組織。

あえて深掘りしないことで面白さを与えてくるのはさすがフロムです。

ゲームの難解さ

チュートリアルからクライマックスというゲームの難解さ。
普通チュートリアルと言えばボタン連打してれば勝手にクリアできるもんでしょうと僕は思っていたのですがフロムはそれを許しませんでした。

これは大きく話題になりましたが今ではとても懐かしく感じます。

ゲームとしてはスタッガーというシステムを理解しなければクリアするのは厳しい難易度になっています。そのためアセンブルが非常に大事で拘りを捨ててしっかり戦える機体構成を作らなければなりません。

フロムも難易度に関して思うことがあったのか公式にて攻略のヒントを公開してました。
後にアップデートで敵機体の弱体やパーツ強化で発売当初よりは難易度は緩和されてるようです。弱体されたパーツもあるけど。

スチームでクリア実績を見てみると一周目だけでもクリアした人は半分以上超えてるように見えます。3周目はこの記事を書いた時点では27%となってます。

対人戦

アーマードコア6のもう一つの要素に対人戦があるんですが、売り上げに反していまいちと言った感じ。対戦はおまけと言われたらそこまでですが。
でも、もうちょっとどうにかなったんじゃないかと思います。

特に対戦のしやすさとしてクイックマッチぐらいはあっても良かった。
以前よりも対戦部屋が減ってきているのでフロム的にはどう思っているのでしょうか。

パーツのバランス調整を定期的にやっていたとしても、さすがに対戦プレイヤーがいなくなったら本末転倒だと思います。

課金要素があるわけでも無いので対戦ゲーとして維持し続けるのは難しいかもしれません。

コーラルドラッグによる幻覚作用

大豊娘娘、アーキ坊や、ベイ太郎と楽しい要素満載。

あれ?そんなのストーリーに出てきたかな?
と言った感じに多くの人が幻覚を見るようになった。

今の時代だからこそミーム化して、人気が広まった要素の一つでもあります。

発売から数ヶ月たった今では落ち着いてきましたが、見えない所ではまだ燻ってるようです。

ウォルターの名言
一度生まれたものは、そう簡単には死なない」

まとめ

僕個人としては久しぶりにハマれたゲームでした。

ただ、スチームでの実績を見ると3周目までクリアした人はそんな多くいません。
おそらく一周して終わりにした人も相当数いると思います。

フロムのゲームとは昔からそうですが、ハマれる人とそうでない人とで分かれます。
癖の強さというものがあると感じます。
僕なんかだと過去作のACシリーズ、同じくフロムから出ていた天誅A.C.Eも何度も繰り返しプレイしました。

今回のアーマードコア6は死にゲーに相等するものですが、正直フロムのゲームは昔から優しくは無かった気がします。

決してクリアできないほどの難易度では無いので皆さんにもぜひプレイしてもらいたいです。
ダークソウルよりは遥かに優しいです、ホントに。

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