【MTG】サンダー・ジャンクションの無法者、実装後

サンダー・ジャンクションが実装されてそれなりに日が経ちました。今日この記事を書いてる時には実装後のプロツアーが開催されています。

このパックの目玉はなんと言っても通常の神話レアとは別枠のビッグスコアと呼ばれるカード達。
枚数も30枚と多く、通常の神話レアと合わせればサンダー・ジャンクションには50枚の神話レアがあるということです。

さすがに多すぎやしませんかね・・・

パックからの出現率に関しては良く分かりませんが、50パックほど剥いでビッグスコアが出たのは2枚程だったと思います。通常の神話レアと同じ確率かどうかは不明です。

サンダー・ジャンクションのドラフトに関して

2回程しかやってませんが「なんだこれ!?」て感じのドラフトでした。
1回目は鉄道の喧嘩屋、荒野無頼団の先駆者とかなりフルパワー緑デッキに仕上がったんですが峰の恐怖や丸砥石でやられてしまいました。この時の勝敗は4-3。

2回目は全然良いレアをピックできなくて微妙なデッキになったために0-3。
1回目がそれなりに良かったために2回目の残念感は半端ではありませんでした。

精神隷属器なんかも使ってきた相手がいてこんなのもあったのかと・・・

追記(4月30日)
その後、4回プレミア・ドラフトをやりました。
勝敗は4-3、3-3、3-3、1-3という結果。

4-3は黒緑で《気性の荒いタンブルワグ》《無慈悲な殺戮》とパワーの高い緑クリーチャーが取れました。タンブルワグを活かしたデッキだったのでこれが序盤に出た勝負は勝ち、出なかったら負けという感じでした。

1-3はまともなレアカードが来なかったのと、緑のカードに固執しすぎたせいで中途半端なデッキになってしまいました。

他は適当に白緑だったり白黒だったりです。
緑のカードが強いと認知されているのか、緑の良いカードが全然回ってこなくなりました。
1パック目で緑の強カードが来なかったら早々に別の色にしたほうが良さげな気がします。

感想として、かなり大味なドラフトに感じました。
アンコモンもそれなりに強いのが多く、ボムレアが複数枚入ったデッキと当たったり、強力なカードが多い印象です。強カードを連打されて心が折れることが多かったです。

カード個別の強さに関して

なんか強そうだ。
という感じのカードが多いのですが、どうすれば上手く使えるんだよこれ・・・
という感じのカードも多いです。

自分が持ってるデッキに入りそうなカードで白青アーティファクトデッキに身代わり合成機がすんなり入りそうだと思いました。

同化の神盾なんかも使えそうな感じです。

身代わり合成機:マナ総量が3以上であるアーティファクトが戦場に出るたび、自分の場にあるアーティファクトの数だけ+1/+1の修整を受ける構築物・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。

千の月の鍛冶場/千の兵舎のような能力ですが、こちらのほうが汎用性が高いです。

同化の神盾:このカードが戦場に出た時に、クリーチャー最大1体を対象として追放します。そして、このカードを装備したクリーチャーは追放したクリーチャーのコピーになります。

上手くいけば相手の脅威を排除できるだけでなく、その強力なクリーチャーをコピーすることができます。

三歩先:放題のモード付き呪文。打ち消し、アーティファクトのコピー、2ドロー1枚捨て

このデッキにおいてはどれも腐らない呪文です。2つ以上のモードを選択する時は必要マナが少し高くなってしまいますが。

フォモーリの宝物庫:カードを1枚捨て、自軍の場にあるアーティファクトの数だけライブラリーのトップからカードを見て、1枚手札に加える。

まさにアーティファクトデッキ専用の強カードの一枚です。

即死コンボ

アブエロの覚醒+ラクドスの加入+巨体変異
墓地に落としたラクドスの加入をアブエロの覚醒で戦場に戻して1/1の伝説のクリーチャーに変えてしまいます。そして場に出たラクドスの加入の効果で墓地に落とした巨体変異を戦場に戻して、巨体変異の効果で伝説のクリーチャー化したラクドスの加入をコピーします。
+1/+1カウンターが2個乗った状態で戦場に戻るので巨体変異は9/9のラクドスの加入という名前の伝説のクリーチャーになります。

巨体変異はラクドスの加入のコピーとなって戦場に出たのでラクドスの加入と同じ効果が誘発しますが、その前にコピーしたことにより同じ名前のレジェンドクリーチャーが戦場に2体いる状態なので先にどちらか片方を墓地に送る必要があります。この時、巨体変異のほうを選択して墓地に送ります。これによってラクドスの加入の2つ目の効果が誘発、伝説のクリーチャーが死亡したので9点ダメージが飛びます。

そして、ラクドスの加入(コピーした巨体変異)の効果で巨体変異を再び戦場に戻すという無限ループに突入します。

書いてみると「なんだこりゃ?」て感じですが、YouTubeなどで実際にやってる動画があるので確認してみると良いでしょう。

アクロゾズの放血者+戦慄の奔出
即死コンボとしてはこっちのほうがシンプルだと思います。
アクロゾズの放血者が出ている状態で戦慄の奔出のプレイヤーのライフの端数を切り上げた半分の点数のライフを失うを選びます。

ライフが20点なら10点ライフを失い、アクロゾズの効果でさらに10点失います。
ライフが何点あろうと即死コンボになります。

実用性の問題は置いとくとして、どちらもBO1ではちょくちょく見かけます。
対処方法としてはクリーチャーを除去するのが一番簡単かと思われます。

対抗色ファストランドの再録

花盛りの湿地(黒緑)、感動的な眺望所(赤白)、秘密の中庭(白黒)
尖塔断の運河(青赤)、植物の聖域(緑青)

これによってこれらの色を使うデッキの安定性が大きく向上します。
感動的な眺望所なんかはボロス招集にとって有り難い土地カードです。
もうスランの門なんて使わなくて良いんだね・・・

現状はまだ様子見という感じ

即死コンボデッキなど出てきてはいますが、現状は既存デッキに入りそうなパーツを選んで投入するという形でしょうか。

例えば
エスパーミッドレンジには精神の決闘者
ゴルガリミッドレンジには腐食の荒馬、泥沼の略奪
ティムールランプの別種として泥沼の略奪を使ったジャンド型
青系コントロールには三歩先
など、ベースはそのままで数枚投入してるという形です。

まだ発売されて日も浅いので、可能性のあるカードはあると思います。
自分も色々と試してみたいと思いますが、最初にも書いた通り・・・

神話レアの数が多すぎる!!

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