【MTGアリーナ】タイムレス 黒単サンプルレシピ、今もっとも邪悪なデッキ達

前回の記事でモダホラ3でタイムレスはさらにクソゲーとなってしまった、と書き記しましたが今回はそんなクソゲーに加担している「悲嘆」を使用した邪悪な黒単デッキを2つ紹介します。

何が楽しくてハンデスをやるんだよ!?こんなカードはクソだ!存在しちゃいけない奴なんだ!! (対戦相手の気持ちと自分がやられた時の気持ち)

黒単スキャム

クリーチャー(15)
4 カザド=ドゥームのトロール
4 オークの弓使い
3 黙示録、シェオルドレッド
4 悲嘆

インスタント/ソーサリー(24)
4 暗黒の儀式
3 思考囲い
2 激しい腐敗
4 再活性
3 致命的な一押し
4 マラキールの再誕
4 不憫な悲哀の行進
アーティファクト(4)
4 一つの指輪

土地(17)
10 沼
1 草むした墓
1 地底の遺体安置所
4 血染めのぬかるみ
1 ファイレクシアの塔
サイドボード(0)
マラキールの再誕

スキャム(Scam)とは「詐欺」という意味らしいです。
元はモダンに、悲嘆激情を採用したラクドス想起というデッキがあり、それにフェイン・デスというカードが使われてました。フェインは「ふりをする」という意味で
想起でプレイしたカードをフェイン・デスで戻すという動きから
死んだふり→死を偽装する→詐欺(スキャム)という名前になったのでしょう。

このデッキには悲嘆の相棒として土地にもなれるマラキールの再誕が4枚採用されてます。
(想起でプレイした悲嘆にマラキールの再誕をプレイするには、操作モードをフルコントロールにする必要があります、ファイレクシアの塔で生け贄に捧げる場合も同様)

それ以外にも、想起で墓地に落ちた悲嘆を再活性で戦場に戻すこともできます。

カザド=ドゥームのトロールは沼サイクリングで土地事故を減らすだけでなく、再活性で戦場に戻せばフィニッシャーとしても活躍します。

なおシェオルドレッドと一つの指輪が出ていればライフレースで負けることはありません。

序盤でハンデスしまくれた時と、そうできなかった時の温度差が激しいです・・・

黒単ネクロ

クリーチャー(18)
4 死儀礼のシャーマン
3 アスフォデルの灰色商人
4 オークの弓使い
2 黙示録、シェオルドレッド
4 悲嘆

インスタント/ソーサリー(16)
4 暗黒の儀式
3 思考囲い
4 激しい腐敗
4 不憫な悲哀の行進
2 致命的な一押し
エンチャント(6)
2 ネクロドミナンス
4 ネクロポーテンス

土地(20)
13 沼
1 草むした墓
1 地底の遺体安置所
4 血染めのぬかるみ
1 ファイレクシアの塔
サイドボード(0)

ネクロポーテンスとネクロドミナンスを組み合わせたダブルネクロの夢の共演。
ネクロポーテンスはレガシーでも禁止にされてる程の強力なカード。

これまでだとネクロポーテンスだけでは枚数が足りず、引けなかったらただの弱い黒単でしか無かったのが、悲嘆やネクロドミナンスの登場で邪悪なデッキとして生まれ変わったのだ。

ドローステップが無くなり、ネクロでカードを引かなければならないので、かなりライフロスをしますが減ったライフは不憫な悲哀の行進や激しい腐敗で回復します。
ネクロで大量ドローをした後、手札を捨てる前に黒のカードは不憫な悲哀の行進のコストに当てて大量ライフゲインを狙います。この時、対象にできるものがいないとキツイ!

ネクロポーテンスとネクロドミナンスの効果の違いについて
ネクロポーテンスはいつでも起動可能。終了ステップに追放したカードを手札に加えます。
ドローではなく手札に加えるのでシェオルドレッドの回復効果は誘発しません。
最後に手札調整が入ります。

余談ですがネクロポーテンスの効果に「あなたがカードを1枚捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する」と書かれてますが、墓地を一度経由してからその後に追放されるというちょっと特殊な追放の仕方をします。追放される前ならフラッシュバックや脱出コストに当てることができるわけです。

対して、ネクロドミナンスは終了ステップにドローするかどうか決めます。こちらはドローなのでシェオルドレッドの回復効果が誘発します。手札上限が5枚になり最後に手札調整が入ります。

こちらはネクロポーテンスとは違い、墓地に置かれる代わりに追放されてしまうので上で書いたようなことはできません。マラキールの再誕のようなカードとも相性が良くありません。
そんなの関係ねぇ!て人はアスフォデルの灰色商人をマラキールの再誕に代えて、序盤で悲嘆スキャムを狙うのも良いでしょう。

ネクロを複数張ることで、アスフォデルの灰色商人の信心に当てることができます。

個人的に忌まわしき干渉者、アショクを入れたいけどワイルドカードがね・・・

タイムレスは地獄だ

レア20枚、神話10枚くらいのワイルドカードがじゃぶじゃぶ溶けました。
このフォーマットを本気でやるならもう10枚くらいはほしい所ですが、タイムレス沼にハマると消費がホントにとんでもないことになります。

さながら、現実でやるレガシーやモダンのような感覚です。
(あっちはもっと、とんでもなくお金が掛かりますが・・・)

とは言え、ダブルネクロなんかは現実では禁止や制限で実現できないデッキです。
そういったデッキが組めるのもタイムレスの醍醐味だと思います。

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